今は日本のフィットネス最盛期!

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日本のフィットネス最盛期

昔はスポーツクラブと言えば、総合スポーツクラブばかりでしたが、今や手軽に通える24時間ジムをあちらこちらで見かけるようになりました。

今現在日本におけるフィットネスの盛り上がりは過去最高と言えるのではないでしょうか。

とは言え、アメリカやイギリスは20%近い人がスポーツクラブに入っているのに比べて、日本は3%と、まだまだ欧米に比べると全然普及していないことがわかります。

ジムは増えた印象ですが、それでもまだフィットネスの日本での浸透は遅れていますし、業界にしてみたら、総合スポーツクラブも含め、まだまだ伸び代のある業界なんだと思います。

様々な理由があると思いますが、なぜこんなにもフィットネスの機運が高まっているのか、以下で探っていきたいと思います。

24時間ジム戦国時代

今現在日本にある24時間ジムは、エニタイムフィットネス、ジョイフィット24、ファストジム、オアシス24+、フィット&ゴー、と非常にたくさんあります。

こんなに24時間ジムがあるというのはすごいですね。

一部のビルダーが通う小さなジム、もしくは総合スポーツクラブしかなかった一昔前に比べたら、考えられないことです。

日本での24時間ジムの走りと呼べるエニタイムに追随して、総合スポーツクラブのジョイフィットもジョイフィット24を始めましたし、ティップネスもファストジムを、最近オアシスも24時間使える会員種オアシス24+を作りました。

出来た年を見てみると、

・エニタイムー2010年10月~

・ジョイフィット24ー2012年1月~

・ファストジムー2014年3月~

・オアシス24+ー2016年3月~

・フィット&ゴーー2018年2月~

と、まさに次から次へと24時間ジム市場に企業が参入し、会員の争奪戦が起きています。

2,018年2月現在、全国でエニタイムは300店舗ほど、ジョイフィット24は190店舗ほど出来ていて、今年の2018年2月から始まったばかりのフィット&ゴーは、5年間で300店舗を目指しているそうです。

ご存知の方も多いと思いますが、面白いのは、24時間営業が元々の売りであるコンビニのファミリーマートまでが、24時間ジムの経営に乗り出したことです。

下がコンビニになっていて、ジム利用者のためのプロテインやタオルやボディーソープなども売っていて、もちろんコンビニですから食べ物や飲みものも豊富にありますし、自然とコンビニでの消費も増えるように考えられています。

実に良いところに目をつけたなという感じですね。

コンビニを利用する客層と、24時間ジムを利用する客層がかなり近いと言うことが分かり、経営に踏み切ったそうです。

これは他社の24時間ジムに大いに脅威になるのではないでしょうか?

今後24時間ジムは、24時間使えるというだけでは足りず、より付加価値をつけていかねば生き残れなくなるかもしれません。

例えば、エニタイムはセキュリティーキー発行後31日目から全世界の店舗が使える、ジョイフィット24やファストジムはロッカー完備である、オアシス24+は60分だけプールや浴場など施設がフルで使える、フィット&ゴーはコンビニが下にあるので便利、など、すでにそれぞれ特色がかなり出始めています。

通う側にしてみたら、どんどん競争してもらって、よりリーズナブルで質の良いジムが出来ていくことは大歓迎ですね。

総合スポーツクラブは岐路に立たされている

総合スポーツクラブにとっても24時間ジムの台頭はかなりの痛手になっていることは間違いありません。

ジョイフィットは、ジョイフィット24がすでに190店舗ほどと、エニタイムより少ないですが、2年遅れて始めたにしては追い上げがすごいですし、総合スポーツクラブとしては対応が早かったんじゃないかと思います。

仕事が不規則で時間が合わずに通う回数が減ってしまっていた人や、特にプールやグループレッスンも受けずにジムエリアだけ使っていた人など、総合スポーツクラブしかないから仕方なく通っていた退会予備軍の人達が、24時間ジムが出来たことで一気に流れました。

総合スポーツクラブの醍醐味は、施設の多様さや、新たな知り合いが出来たりするコミュニティ作り、プロのスタッフがたくさんいる安心感だったりしますが、そのメリットを特段感じない人達が結構いるのも事実です。

自分一人で出来る、ジムしか使わない、人間関係がわずらわしい、夜でも使いたい、etc.etc….  。

24時間ジムは、そういった人達へのニーズに見事にはまったと言えます。

総合スポーツクラブは、今後経営のやり方を変えていかないといけないかもしれません。

もしかすると、トレーニング初心者や施設目当ての人、コミュニティ目的の高齢者などは総合スポーツクラブ、それ以外のジムしか使わない中級者は24時間ジムと、住み分けが加速していくかもしれません。

業界が頭を使って生き残りにしのぎを削るというのは非常に良いことで、これから総合スポーツクラブはそのアットホームな雰囲気を守りつつ、初心者や中級者にもトレーニング指導をより手厚くやるなどしていけば、良い意味での住み分けが出来、総合クラブ、24時間ジム双方にとって有益になる道があると思います。

個人的に総合スポーツクラブは、ジムだけじゃなくお風呂やサウナもあり、あまり使わないですがプールもありますし、行くと贅沢な気分になるので好きな場所ではあります。

安心感のある総合スポーツクラブもより進化していくことを切に願っていますが、24時間ジムの登場が、昨今のフィットネス普及の受け皿の一端を担っていることは間違いありません。

ちなみにオアシスは、新しいジムを作るのではなく、普通の会員が使っているジムエリアを深夜も解放するという独特のスタイルで対応しています。

すでにフルタイム、エリア、グランドマスター会員であれば、追加料金なしで24時間使えるようになったので、既存の会員サービスに付加価値をつけることで、通常の会員の入会促進に繋げたい考えだと思われます。

今までと変わらない料金で深夜も使えると言われたらかなり嬉しいですよね。

オアシス24+会員は24時間使えると謳ってはいますが、通常営業時間内は60分のみ、あとは通常営業時間外の深夜~朝にしか使えないので、既存の会員の方を重視しつつ24時間にも対応したという感じです。

通常営業時間はプールや更衣室などの施設もフルで使えるので、60分じゃなくもう少し長く使えたらもっと良いという感じですが、あまり24時間会員を優遇してしまうとそっちに会員が大幅に流れかねないので、非常に悩ましい決断だったんだと思います。

また、24時間ジムではないですが、ジェクサーが、「ライトジム」という24時間ジムに似たコンセプトのジムを始めました。

ジムエリアとシャワーがあり、レンタルロッカーは別途有料、新宿店のライトジムは、早朝5時~深夜2時まで使えて5980円(税別)とリーズナブルな価格です。

これも、24時間ジムの脅威に対抗するための措置で、価格が24時間ジムより安くした所がウリなのだと思います。

総合スポーツクラブも頑張って欲しいですね。

ネットによる一般トレーナーのプロ化が進んでいる

フィットネス意識の盛り上がりの大きな要因の一つに、ネットの普及があることは間違いありません。

今までトレーニングは一部のマッチョの人がやるイメージがあったり、やり方を学ぶにも本を読むか、直接指導を重ねるかしかなく、一般の人達にとってとっつきづらいイメージがありました。

それが、本を買わなくてもやり方はネットにたくさん載っていますすし、丁寧にやり方を説明してくれている動画までたくさんあります。

ネットで調べ、そういうことに触れているうちに、「なんだ自分にも出来そうじゃないか」と思うのは当然のことだと思います。

実際、それほど難しいことをしているわけではないので、トレーニングに対する敷居はネットによってかなり下がったと言えます。

もちろんネットの情報は玉石混合ではありますので、実際やるときには怪我をしないように、出来ればスタッフや他のトレーナーに確認するのがベストですが、プロのビルダーの方々もかなりディープな知識まで惜しげなく公開していたり、今までやり方を知らなかった人達のプロ化がどんどん進んでいます。

スマートフォンと言えば有益なアプリが必須ですが、トレーニングの動画がたくさん載っていたり、どういう食事が良いかなど、人工知能のAIがトレーニングを応援してくれるアプリなども出てきました。

ちなみに、「Finc」と呼ばれるアプリは、通常無料でトレーニングの動画や記事をたくさん見られ、AIがトレーニングを応援してくれますが、月額960円を払うとスマホと連動した体組成計が送られてきて、毎日測るたびに自動的に体重や筋肉量がアプリに記録されます。

そういったアプリを使ったりすることによっても、トレーニングに対するとっつきにくさは薄れていくんだと思います。

ジムでも、スマートフォンの動画を見ながらトレーニングをしている方々をよく見かけます。

本当は、中高の体育や部活動以外でも、フィットネスとして基本的なやり方を一通りきちんと学校で教えるべきだと思うのですが、それが出来てない分、ネットや民間のクラブが肩代わりしてくれているのかもしれません。

まだまだ日本のフィットネス普及率は低いので、ネットの力も借りて今後はもっと加速していくはずですし、加速していって欲しいと思います。

東京オリンピックに向けての意識変化

2年後に東京オリンピックが迫ってきたことで、体を鍛えるということに意識が向かっている人が多いのではないでしょうか?

オリンピック前だけでなく、オリンピック後はさらにフィットネスの需要は高まることは想像に固くありません。

アスリートじゃなくても、体を鍛え上げた人達が大舞台で戦っている姿を見ると、触発されて体を鍛えたくなるのは自然なことです。

冬ではなく、夏のオリンピックですから、よりアスリートの筋肉がよく見られます。

しかも日本で行われるということで、より肌でリアルにオリンピックの空気感を感じられるので、なおさらだと思います。

東京オリンピックではたくさんの外国の方々が来るだけでなく、世界中の注目が日本に集まります。

人は見られているという意識が強くなると、自分の体に関心も持ちやすくなりますから、東京オリンピックをきっかけにトレーニングを始める人達もたくさん出てくることだと思います。

フィットネス業界にしてみたら最大のチャンスですし、これからトレーニングをしようかと迷っている人にもこれほど良いきっかけはありません。

むしろ、このきっかけを利用してトレーニングを習慣化してしまうと良いんじゃないかと思います。

きっとオリンピックを見たらやりたくなるんですから、もう今からやってしまえば良いとも言えます。

東京オリンピックに向けて、商業施設やホテルなどだけでなく、ジムもどんどん増えていくことだと思いますので、トレーナーにとっても未来は明るいですね。

これからのフィットネスに望むこと

ネットによってトレーニングの知識ややり方が普及し、その受け皿として24時間ジムの台頭があり、東京オリンピックの切迫がそれをさらに後押しするという、複合的な要因でまさに現在は日本史上最高にフィットネスが盛り上がっていると言えるんじゃないでしょうか。

総合スポーツクラブは10,000~12000円ほど、24時間ジムは7000~8000円ほどと、値段は今のところ落ち着いていますが、これもどんどん変わって行くかもしれません。

携帯電話の料金がどんどん下がって行った様に下がっていく、もし下がらないなら、何か付加価値が付くようになるかもしれない。

ネットの普及、人工知能や顔認証などの科学の発達など、時代の流れもあって何がどうなるか分かりません。

スポーツクラブの会員証が、全て指紋認証か顔認証になったら楽ちんですね。

多分技術的には可能なんでしょうけど。

そういう技術が安価で出回るようになり、ペーパーレス、人も少なくて良い、となったらきっとスポーツクラブの会費も下がるかもしれません。

リーズナブルになるのも嬉しいですが、若者だけでなく高齢者の方々ももっと気軽に行けるような、高齢者専用の渋くて格好良いジムなどが出来ても面白いかもしれません。

今まで医者通いしていた人が、フィットネスを始めることで行く回数が減った、もしくは行かなくて良くなった、という現象があちらこちらで見られることを望みます。

24時間ジム同士、総合スポーツクラブ同士もしのぎ合い、どんどんサービスの質が良くなっていくことを期待したいですね。

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