外国人と日本人のトレーニングの仕方の違い

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筋トレこぼれ話
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外国人と日本人では何が違う?

外国人の方々は日本人と比べて体ががっしりしていて、男女問わず頻繁にトレーニングをしている印象があります。

元々の遺伝子が違っていて、骨格が違う、筋肉の付きやすい体質か否かなどはあるでしょうが、トレーニングの仕方では何が違うのでしょうか?

外国人の方々がトレーニングをするのを見てきた中で、自分が気づいたことを簡単に紹介したいと思います。

トレーニングをよく知っている

特に見た目がムキムキじゃない人でも、筋トレのやり方をマシンやダンベルのみならず、自重を使ったトレーニングまでよく知っています。

専門的なトレーニングまで普通にやっている人が多く、トレーナーからしてみたら、何も教えることがない、教えるスキがない状態と言いますか。

鍛えたい部位のマシンがない時は、自重でトレーニングを行ったりします。

日本人の方はよくトレーニングをパーソナルで申し込む人が多いですが、外国人の人はほぼ見たことがありません。

初心者が少ないということでしょう。

海外と日本ではフィットネスの普及率が全然違うので、これは当たり前のことかもしれません。

24時間ジムが増えて、確実に日本におけるフィットネスは以前より浸透してきているはずですが、それでも、欧米はフィットネスクラブに通っている人が人口の10~20%くらいなのに対して、日本は3~5%くらいと倍以上差があります。

日本は超高齢化社会ですし、フィットネスに馴染のなかった上の世代の方々は未だにとっつきにくいでしょうから、数字が上がっていかないのも仕方ないことかもしれません。

小さい頃から親の影響でフィットネスに触れ、10代から普通に筋トレを始めるような海外の方達にとって、トレーニングは日課のような感覚なのでしょう。

余談ですが、日本のインストラクターは相当ハイブリッドじゃないと、海外に行ったら食べていけない、ということになります。

逆に、普及率がまだまだ少ない日本では、インストラクターの仕事は今、そしてこれからが稼ぎ時ということになりましょうか。

やり方の基本は同じ

元々フィットネスは海外から伝わってきたものなので、当たり前かもしれませんが、基本的な筋トレのやり方自体ははほとんど一緒です。

たまにアレンジしてマシンをガチャガチャやる人もいますが、マシンでもダンベルでも、1セット10回、インターバルを置いて2~3セット、重りを上げるときに早め、戻す時にゆっくりめという基本のやり方は多くの外国人の方も同じです。

トレーニングに造詣が深い人が多いので、ダンベルを使った専門的なやり方をしている人、ひたすら自重で特定の部位を鍛えている人など、複雑に組み合わせてトレーニングをしている人を日本のジムよりもよく見かけますが、そういった人たちでも、基本動作はあまり変わりません。

何が違うかと言えば、意識が違うという感じでしょうか。

苦しそうな感じでやっている人をあまり見かけないのが印象的です。

かなりガタイの良い人で結構な重さを上げている人でも、さほど苦しそうにせずさっとやって、あまり長居せずに帰っていったりします。

日本のジムだとひいひい言いながら筋トレしているのを、体が大きい人でもそうでない人でも、よく見かけますが、外国人は物静かにやる人が多いです。

これは、単純にトレーニング自体に慣れているので、きつくても表に出さない余裕があるということと、我慢できずに漏れてしまうほどの苦行になる前に止めるという性格的なことだと思います。

性格的なことでいえば、日本人は真面目なので、毎回限界まで追い込もうとしすぎて、それが苦行になり、次行くのが億劫になって続かなくなってしまうのかもしれません。

トレーニングはやり方が合っていて、継続していけば必ず筋肉は大きくなり増えていくので、限界まで追い込まなければダメという訳ではありません。

筋肉量1グラムまでこだわるプロのビルダーなら話は別ですが。

そこらへんを外国人の人達は感覚で分かっているので、トレーニングする時も余裕があるんだと思います。

女性も筋トレをしっかりやっている

日本でもジムに女性の姿は増えつつあっても、筋トレを中心にやっている人は少ない印象ですが、外国人の女性達は男性と変わらず筋トレをしっかりやっている姿をよく見かけます。

これも環境の違いで、体は自分が作って獲得するもの、という意識が男性女性問わずあるからなんだと思います。

胸や背中や足もしっかりと、中にはダンベルを使って腕を鍛えている女性もいますし、お尻もよく鍛えています。

ヨガやストレッチもよくしますが、筋トレ自体も結構しっかりやります。

最近はスマートフォンやアイパッドで動画を見ながらトレーニングしている女性もよく見かけます。

外国の方はスタイルが良く、日本の女性も憧れる人が多いですが、何もしていない訳ではなく、ただ痩せるというより、しっかり筋トレをして筋肉をつけてそのスタイルを作っている、というのは格好い良いですね。

お尻がきゅっと上がっているのは、もちろん生まれつきの体質もあるでしょうが、実際に鍛えているから、ということを忘れてはいけません。

誰かが使っていても、声を掛けてシェアしたりする

日本人同士でよく見るのは、誰かが一つのマシンやベンチを占領していて、本人は我関せず、それを使いたい人はイライラしながら待っている、という不穏な状況です。

外国人でも、もちろん占領してたっぷり使う人はいますが、外国人同士の場合、使いたい側がすぐに声を掛け、声を掛けられた側も嫌な顔せずに応じ、初対面でも一緒に使うという光景をよく目にします。

シェアするという感覚だと思いますが、実に合理的でスマートな使い方だと思います。

有酸素運動系のマシンは使う時間が長いので、もう早い者勝ちになってしまいますが、よく考えてみると、マシンやベンチなどで行う筋トレは必ず1セットの間にインターバルがあるので、その間を誰かに使ってもらっても問題はありません。

初対面でも臆せず普通に声を掛けられてしまう、という性格的なお国柄の違いはあるでしょうが、心に余裕がある感じが素敵ですね。

筋トレをがっつり集中してやっている日本人のムキムキの方で、かなり近寄りがたい雰囲気を出している怖い感じの人を、日本のクラブではたまに見かけます。

危ないオーラと言いますか、そんな人は、声を掛けるとあまり良い反応をせず、不機嫌になったりする人もいます。

何でもかんでも海外に見習え、という訳ではないですが、そこらへんを当たり前に出来るような日本人の人達がジムに溢れて欲しいものですね。

旅行先や出張先でもトレーニングする

日本人の感覚でいうと、仕事の出張先ならまだしも、旅行で滞在している時に、時間を割いて筋トレや運動をしに行こうとは中々思わないかもしれません。

何もせずにのんびりしにきたか、もしくは行きたいところでスケジュールがいっぱいで時間を割かなかったり、トレーニングのことは忘れていたりします。

しかし、外国人の人達は、出張先でも旅行先でも、トレーニングを欠かさない人が多いです。

もちろん、日頃からトレーニングが習慣になっている人に限るでしょうが、出先でもトレーニング用のウェアやシューズ、水着を持参して、普段と変わらずに走ったり筋トレしたりします。

歯を磨くような感覚と言いますか、やることが普通なんだと思います。

決してかなりマッチョな人だけ来るという訳ではなく、老若男女問わず、普通にトレーニングをしに来ます。

それだけトレーニングが海外で浸透している証拠で、当たり前と言えば当たり前のことですが、そのバイタリティには驚かされます。

しかし、やらなければいけない、という強迫観念でやっている感じはせず、ごく普通にこなしている感じなので、実にスマートで格好良く感じますね。

遺伝子はほとんど関係ない

私が今まで外国人のトレーナーの方をたくさん見てきた中で思うことは、遺伝子はあまり関係ないということです。

白人や黒人の方は筋肉が付きやすく、アジア系はつきにくい、というような一般的なイメージがありますが、決してそんなことはありません。

確かにドイツ人やアメリカ人の方で、身長が2メートルを超えるような方はたくさんいますが、その方達が必ずしもムキムキかというとそうでもなかったり、むしろアジア系の方で身長はさほど高くなくてもかなりパンパンに筋肉が発達している方達をたくさん見ます。

筋肉の付き方として重要なのは、身長と筋肉量の比率なので、いくら身長が高くても筋肉がパンパンになるまで鍛え上げていくのはそれなりのハードワークが必要なので、身長が高いからといって筋トレに有利ということはありません。

身長や肩幅が大きい分、近くで見ると大きく見える人でも、遠目で引いてみたらやせ形という方もたくさんいます。

むしろ、身長が大きければ大きいほど、使えるダンベルやマシンの重さが軽すぎて、小さいジムでは物足りないくらいしか追い込めないので、筋肉量を維持するのは大変とも言えます。

遺伝子が関係ないと言えるのは、アジア系外国人の方達の体を見ても明らかです。

日本人と顔自体は全く変わらないような外国人の方達でも、トレーニングに来ている男性で筋肉隆々の人や、ウエストは引き締まってお尻がキュッと上がっている女性をたくさん見かけます。

何が違うのかと言えば、やはり意識が違う、トレーニングを継続する重要性を知っていたり、食事に対する知識も豊富だったりという違いに過ぎません。

後は、肉食文化でタンパク質を大量に摂取できる等の生活環境の違いもあるでしょうが、もしそれが体質に合わないのであれば、日本人になじみのある大豆中心のタンパク質でも量をちゃんと摂取していれば、必ず筋肉はついていきますので、何も問題ありません。

日本人のトレーニング意識もいずれ変わっていく

東京オリンピックを間近に控え、外国人観光客も増え、人手不足の日本社会には外国人の労働者もこれから多く入ってくることでしょうし、ますます日本の国際化は進んでいくことだと思います。

都市部では外国人を街中で見かけることがもう普通になった今でも、トレーニングに対する意識は、欧米に比べるとまだ日本人は後れを取っていると言えます。

日本人は適応能力がありますし、勤勉なので、いずれ学習してどんどん意識も変わっていくことだと思います。

特に今の若者はジムが身近に増えているので、トレーニング対するハードルも低くなってきています。

外国人の人達のスマートさを取り入れ、日本人の良さも残しつつ、トレーニングがより浸透していって欲しいですね。

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