鍛え方はバランスが大事!
トレーニングを始め、それが自分の習慣になっていき、体の変化も感じられるようになっていくと楽しいものです。
ここをどのくらい鍛えるとこのくらいの成果があると、なんとなく自分の中で分かってくるようになります。
今日は調子が良いからと1セット増やしたり、昨日は上半身をやったから今日は下半身をトレーニングしよう、など自分でどんどんアレンジも出来てきます。
最初は手探りで始めたトレーニングも、自分で体の鍛え具合を把握し、自分の体を自分で自在に作って管理していくような感覚は、精神的にも自信につながってきます。
基本的なやり方を守っていれば怪我もしませんし、理想的な体にも近づけることでしょう。
しかし、慣れてきたときに気を付けるべきことがあります。 それは、鍛える部位のバランスです。
慣れてきたからこそアレンジできますが、ついつい自分の好きなトレーニングばかりを重点的に行い、鍛えるべき部位を鍛えないのは危険です。
時間がないからと言って、胸だけやお腹だけをトレーニングし、それが習慣化して全体なトレーニングが疎かになってしまうことケースです。
いつも上半身は胸だけ行い、背中は一切しないという方をたまに見かけます。
もちろん、全体的な見た目のバランスが悪くなるだけじゃなく、怪我の原因になり得ますので、気をつけねばなりません。
男性でも女性でも、トレーニングを始めて慣れてきたら陥りがちなことです。
必ず鍛えるべき部位は?
まず、体の中で必ず鍛えるべき部位は、背中とお腹まわり、太ももの前面とふくらはぎです。
この場所は、トレーニングを継続的に行っていくのであれば、必ずある程度の筋肉量がないといけない場所です。
背中は上半身を支える筋肉ですし、ふくらはぎは体中に血液を送るポンプの役割があり、心臓の負担を減らします。
お腹周りは腰を支えるコルセット代わりになるので、正しいやり方でしっかりと鍛えておけば、腰を痛めることははるかに少なくなります。
太ももの前面の筋肉は、足を上にあげるために必要で、腰を曲げる時にも腰への負荷を分散してくれます。
今回紹介する背中は絶対に鍛えるべき部位の一つで、昔やっていたスポーツなどで、もともと背中や足に結構筋肉がついていて、これ以上大きくしたくないという方は、軽めのウェイトで動かしていれば十分です。
ましてや、初めてトレーニングするという方は、ここをやっておかないと怪我の原因になります。
腹筋はすぐ筋肉が落ちてしまいがちなので、ここも必ずやらねばいけません。
背中は胸よりも重要!
背中のトレーニングを抜いてしまいがちなのは、男性に多いかもしれません。
なぜなら、背中よりも胸の方に目がいきがちですし、トレーニングの成果がとてもわかりやすいからです。
胸は確かにぐんぐん着ているTシャツが盛り上がっていき、実感がすごいです。
大きい背中も負けず劣らず格好良いのですが、自分では気づきづらいかもしれません。
見た目においては背中よりも胸が優先されてしまいがちですが、実用的には胸よりも背中の方が圧倒的に大事です。
上半身を支えているのは、胸でなく背中だからです。
大きい背中は首や頭を支え、腰の負担も軽減してくれるすごい部位なので、ここは絶対にぬいてはいけません。
むしろ、胸と背中どっちをやらないかとしたら、胸をやらずに背中をやった方が良いくらいです。
肩こり・首コリがなくなる!
背中を鍛え続けていると分かることですが、いつの間にか肩こりや首がこるといったことがなくなってていることに気が付きます。
長時間のデスクワークや立ち仕事でも、やっていない時に比べて段違いに疲れにくくなります。
自分は背中を重点的に鍛えるようになってから、肩や首がこったなあと日常で感じることはほぼなくなったと言っても過言ではありません。
肩こりや首コリが酷くてしょうがない、薬を塗ったり湿布を貼ったりしている、頭痛までしてくるという話をたまに聞きますが、そんなことになったことがないので、本当にそんなことがあるのか?とすら思ってしまうくらいです。
単純に、背中の筋肉量が増えて毛細血管が増え、その分血流量が多くなっていること、筋肉自体が鎧のように首を支えていることで、首の筋肉が休むことが出来ていること、首の骨への衝撃を筋肉が緩和してくれていること、トレーニングをすること自体で血流が増えていること、で首や肩のこり・痛みがなくなっていると考えられます。
もう、これはやらない手はありませんね。
抜いてしまうなどあり得ない部位だと思いませんか?
美しい立ち姿、後ろ姿、姿勢を作ってくれる!
筋トレの目的に姿勢を良くしたい、という方が結構いらっしゃいますが、姿勢が良くなるのはもちろん、抜群に格好の良い上半身の土台を作ってくれるのは胸ではなく背中です。
姿勢が良くなるというのは、良い姿勢を保っていても疲れなくなるからです。
筋肉量が少なければ、それだけ首を真っすぐ支えている背中や肩の筋肉が早く限界にきて、自然と猫背になる方が楽になる、ならざるを得なくなってしまいます。
ずっと猫背になっていると骨自体もより曲がっていってしまいますし、そのままでは良い姿勢を保つのはより難しい状態になります。
背中を鍛えれば、良い姿勢でも別に苦ではなくなるので、自然と良い姿勢になっていきます。
男性でも女性でも、背中にある程度しっかりと筋肉が付いている方は、何を着ても様になるので、美しさの観点から言っても、鍛えるのは必須の項目です。
実際の例として・・・
例えば、今まで筋トレなどしたことのなかった男性が、見た目を良くしようと、上半身のトレーニングは胸と腕だけをやっていたとします。
最初のうちは重さも軽いのでさほど問題はありませんが、次第に重さが重くなるにつれ、首や背中が張るような違和感を感じてきます。
トレーニングのしすぎかなあ?と気にせずにそのまま続けていると、次第にはっきりと感じられるようになり、それは痛みとして背中に走ります。
ここで誰かスタッフや知り合いに相談できればいいのですが、このまま頑固にトレーニングを続けた結果、首を下に動かしただけで左手の指さきにしびれが走るようになってしまいました。
これは自分の話です・・・。
いわゆる首ヘルニアでした。
背中のトレーニングはまあしなくていいだろうと、背中のトレーニングを抜いてハードに胸や腕をダンベルも使ってトレーニングしていた結果です。
背中の筋肉量が少ないので、重いダンベルの負荷がダイレクトに首にかかり、神経を圧迫していたのです。
また、背中を動かしていなかったことで非常に血流が悪くなっていたこともあります。
首を下に動かしただけでしびれが走るので、これはモチベーションが大きく下がります。
トレーニングどころか、日常生活のモチベーションもなくなってしまいます。
これは一生付き合っていかねばならないのか?・・・と考えてしまったり・・・。
幸い、自分の場合は背中のトレーニングを重点的に始め、1か月ほどでしびれは全くなくなりました。
恐らく軽めのヘルニアだったんだと思います。
それ以降背中を定期的にトレーニングしていれば、しびれは出ないようになりましたが、背中のトレーニングをさぼり、一週間ほどやらないと少ししびれが出てきます。
やはりやらないと筋肉量が減り、血流が悪くなるからですが、ちゃんと続けていれば何もないので、深刻にはなっていません。
もし怪我をしたら医者の意見を仰いだ方が良く、トレーニングで治すというのは保証できませんので、やるのであれば、あくまでも自己責任でやってみて下さい。
余談ですが、恐らく医者は運動するなと言うでしょう。
これは医者自身にも知識がなく、商売なので薬や診療でお客さんをつないでおきたいというのもあるのでしょう。
高齢者にも言えますが、トレーニングで筋肉をつけることで健康的に日常を送れる人に、トレーニングを勧めずに薬や診療で患者をつなぎとめる医者の姿勢にはほとほと呆れてしまいます。
ちょっと動かすだけで激痛が走る、という方にトレーニングして筋肉をつけろ、とは言えないので難しい所ではあるとは思いますが、そうでない方は運動が病気の改善や予防につながります。
患者の方にも「筋肉をつける」、という考えが浸透していないので、日本の教育のあり方も見直すべきなんだろうとは思います。
自分の場合は軽めだったので、改善が早かったというのもあると思いますが・・・。
一人でトレーニングしていく上で、怪我は本当に気をつけねばいけません。
よっぽどアットホームなクラブか、パーソナルトレーニングを付けていない限り、自分のトレーニングをこと細かに見てくれている人はいません。
それだけに、フォームが間違っていないか、トレーニングに偏りがないか、常に気を配っておく必要があります。
それはもちろん気負わずに、見直してみようくらいの気持ちで構わないので、たまに自分のやり方を振り返ってみるといいと思います。
背中は縁の下の力持ち!
背中は、本当に大事な部位です。
あらかじめ筋肉量を増やしておけば、自分のような怪我はありません。
それに、背中の筋肉量が増えると、ベンチプレスも今まで上がらなかった重さが上がるようになったりするんです。
ベンチプレスは胸の種目のイメージが強いですが、実は腹筋や背中、たくさんの筋肉を使っているので、背中の筋肉量が増えれば胸にも良い影響があります。
また、腰にかかる負担も、背中の筋肉があればそこに分散するので、腰も痛めにくくなります。
背中は縁の下の力持ちですね。
胸を重点的に鍛えている方も、背中は重要なので、ぜひ同時に鍛えていくといいと思います。
背中が大きいと後ろから見た時ににじんでくる格好良さがあります。
今まで背中にはあまり関心がなかった方も、ぜひ背中を開発してみることをオススメします。









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