気になってしまう自分の臭い
ジムで筋トレを始めるにあたり、自分の臭いが気になるという方もいると思います。
案外、自分が思っているほど人は気にしていないものですが、一回気になりだすと止まらなくなってしまいます。
自分もジムで運動を始めるときは、大丈夫かなあと気にしていました。
気になっているのですから、何もしない訳にはいかず、逆に何か対策を立てていれば安心してトレーニングができると思います。
では、どう対策すればいいのか、どういうやり方があるのかなど、紹介したいと思います。
まず、体臭というものは決して悪いことではないので、敏感な人は自分の臭いに気になってしまうかもしれませんが、迷惑をかけている、どうしよう、などと過度に自分を責める必要は全くありません。
悪いことをしている訳では全くありませんので、安心してください。
日本人の体臭は欧米の方々に比べたらほとんどないに等しいくらい
まず、日本人の体臭は、欧米の人達に比べると、かなりマイルドであると言えます。
自分が日本人と外国人がトレーニングするのを両方数多く見てきた中で、欧米の人の方が、臭いが強い方が多いと感じました。
もちろん、全員がそうという訳ではなく、気を付けてらっしゃる方ばかりなのですが、中には強烈に印象に強く残る方も少なからずいらっしゃいます。
食べているものも違えば、体の遺伝子の違いや人種の違いなどもあるでしょうが、それに比べると日本人の体臭は微々たるものであるとも言えます。
なので、運動をしていることもあり、汗もかきますし、多少なりとも臭いがしても当然なので、気にしすぎる必要はないことを再度お伝えします。
とはいえ、実際に気になっているんだから、仕方ありません。
どうすれば良いのか、いくつかやり方があります。
そもそもの臭いの原因は?
そもそも、体臭とはどういうものか?知っておかなければどう対処して良いのか分かりません。
まず、体から出てくる汗や脂自体にほとんど臭いはありません。
出てくる汗や脂に、皮膚にいつもいる常在菌という菌が繁殖し、脂肪酸という臭いのある物質に変えてしまうことで、臭いの原因になります。
つまり、汗が出てきた瞬間はまだ大丈夫ですが、時間がたてば多かれ少なかれいずれ臭いが出てしまう、ということです。
これは、頭皮も、顔も、脇も、股や足の裏なども、基本的に全て同じことです。
その汗が付着する場所が、比較的汚れていない場所であったらすぐに臭いは出ずらいですが、場所によって皮脂が多かったり、体から出てくる尿素やアンモニアが多く付着する場所、風通しの悪いじめじめした場所であったら、より菌が繁殖するスピードが早く、すぐに臭いが出てしまいます。
特に菌が繁殖しやすい場所は、脇の下、股、足の裏などです。
そういった場所は、汗をかいたと同時に臭いが出てくると感じることもあります。
なぜ菌が繁殖しやすいのかというと、汗自体に臭いはなくても、かなり早く菌を繁殖させてしまう汗があるからです。
普通の汗が皮膚の浅い部分のエクリン腺と呼ばれる汗腺から出るのに対して、菌を繁殖させやすい汗は皮膚の深い部分のアポクリン腺と呼ばれる汗腺から出ます。
エクリン腺から出る汗がほとんど水なのに比べて、アポクリン腺から出る汗は、出る時に、タンパク質や尿素、脂肪酸や皮脂、色素など、多くの成分を含んでいて、それが出たら混ざり、すぐに菌が繁殖して強い臭いを発します。
体の中でアポクリン腺が特に多い場所は、脇の下、股です。
遺伝的に、このアポクリン腺が多い人とそうでない人がいるので、臭いに対する悩みは、このアポクリン腺が多いかどうかで、大分変ってきます。
日本では腋臭とも呼ばれますが、人種の遺伝的要素も大きく関わってきていて、黒人や白人の方は90〜100%、日本人の方は18〜20%の方にアポクリン腺が多い人がいるとされています。
なので、欧米ではそういう方でもみんなそうなので目立たないですが、日本だと少ないがゆえにより気になる、ということにもなってきます。
アポクリン腺が多いだろう、と自分で自覚がある人は、よりもう一段回臭いへのきとんとした対策が必要になってきます。
しかし、アポクリン腺が多かろうが少なかろうが、雑菌を繁殖させない、という取り組み方は同じなので、全て潰していけば大丈夫です。
臭いが出てしまう外的な要因は、トレーニングウェアがちゃんと洗えていない、仕事などでたくさん汗をかいて体が汚れたままになっている、来る前にニンニクやねぎなどの臭いのある食べ物を食べた、デオドラントが効いていない、ということなどが原因になってきます。
また、アポクリン腺が多い事とは関係なく、体が生魚のような強烈な生臭い臭いになってしまう魚臭症という病気もあるので、その方は、特定の食べ物、卵や特定の肉類、特定の豆類を食べないという対策が必要になってきますので、医者の指示を仰ぐ必要があります。
自分の体質がどれに当てはまるのか、把握するようにしましょう。
トレーニングウェアはたまに熱湯消毒し、きちんと乾かし半乾きは避ける
着るウェアが半乾きであったり、そもそも洗剤が少なくてよく洗えていない状態であれば、汗を吸ったらすぐに臭くなってしまうことがあります。
そうなると、大量にファブリーズでもしない限り、臭いのあるウェアを着続けてトレーニングしなければならないので、洗濯には気を付けましょう。
半乾きの臭いの元であるモラクセラ菌という菌は、60度以上の温度でないと死滅しないので、普通の洗濯ではずっと洋服に潜伏し、定期的に高温で死滅させないと、汗をかいたらまた出てきてしまいます。
熱湯をかけてから洗濯しても良いですし、乾燥機があればそれで死滅させられますし、アイロンであぶっても効果的です。
臭いの原因はもしかしたら洗濯物の可能性もあるので、たまに洋服を高温で消毒してみましょう。
もちろん、ウェアは洗い立ての新しいものを持っていくようにしましょう。
汗が出たらすぐにタオルでふき取ってしまう
トレーニングする時には必ず小さいフェイスタオルを持参し、汗が出たらすぐにふき取ってしまうと、臭いはかなり抑えられます。
基本的に汗自体に臭いはなく、出た汗に皮膚にいるバクテリアが繁殖することで臭いのもとになります。
なので、汗をかいたらひたすらすぐに拭き取ってしまうことを繰り返していけば、何もしないで放っておくよりも、かなり臭いを抑えられます。
ジムではタオルを使うことは自然な事なので、もし人に見られたくない場合は、こっそり見られない所に移動して拭くか、トイレに入って拭いてしまいましょう。
トレーニング前にシャワーを浴びてしまう
もし、仕事の帰りであったりする場合は、すでにかなり汗をかいている可能性もあるので、まずスポーツクラブに付いた時点で一度シャワーを浴びてしまうと良いです。
面倒くさいかもしれませんが、さっぱりしてから運動すると、当たり前ですがきれいな状態なので、臭いがすることはかなり抑えられます。
まずシャワーを浴びてから運動する、という方は実際に結構いるので、何もおかしいことではありません。
デオドラントをたっぷり塗ってからトレーニングする
運動をする前に、気になる体の場所に、デオドラントをたっぷり塗ってから運動するという方法です。
人によってトレーニング時間は違いますが、1時間で済むのであれば、薬局で売っている市販のデオドラントをたっぷり塗れば、なんとか終わるまでには臭いが出ないで済むはずです。
BanやAgなどの、スプレーではなく、ロールオンと呼ばれる塗るタイプの方が効果が長持ちします。
良い香りがついているものは、体臭と混ざると逆に変な匂いになってしまうので、個人的には無臭のタイプのものがおススメです。
長時間の有酸素運動やホットヨガなどであれば、汗で流れてしまうので、途中で一回塗りなおす必要があると思いますが、通常のトレーニングであれば、そのままで大丈夫だと思います。
超強力なデオドラント!
色々デオドラントを試したけど、目に見える効果が得られない、という方もいることだと思います。
一般の薬局で売られているデオドラントは、正直体臭をシリアスに気にしている人にとっては少ししか心安らぐものでしかないかもしれません。
そんな方にお勧めのデオドラントは、スウェーデン製の「パースピレックス」という塗るタイプのデオドラントです。
これは病院で処方されるほか、通販で普通に手に入るもので、オリジナルという通常仕様から、コンフォートと呼ばれる敏感肌用、強い効果のストロングという強力なものまで、3種類あります。
通常はオリジナルで十分だと思いますが、何がすごいのかというと、塩化アルミニウムという成分が汗の出る汗腺に入り込んでふたをすることにより、塗った部分の汗自体が出なくなるという、特許処方の画期的なデオドラントです。
しかも、寝る前に塗ったら朝拭き取り、人によって汗のかき具合が変わるので個人差はありますが、そこから3日〜5日は何もしなくても効果が持続するという優れものです。
塗ったところをきちんと拭き取らないとかなりかゆくなる、という副作用はありますが、そもそも汗自体が出なくなるので、当然塗った部分の臭いは全くといって良いほど出なくなります。
臭いが出ないので、当然洋服に臭いがうつることもありません。
欧米の方々が利用するくらいですから、強力なのもうなずけます。
薬局でも普通に売れば良いと思うのですが、まず見たことがないので、恐らく知らない人が多いのではないかと思います。
ネット通販で一つ1800円ほどで、普通のデオドラントより値段は高いですが、2〜3カ月はもつので、むしろ割安かもしれません。
きっと、自分の臭いが気になっている方は、美容クリニックで手術しなければいけないのか、などと深刻に悩んでいる方もいるかも知れませんが、このパースピレックスに出会ったら、今までなんだったんだと、悩みが吹き飛ぶくらいの衝撃を受けると思います。
使い方も、使っているうちに慣れてきます。
デオドラントを探している人は、ぜひ、いや必ず試してみて下さい。
外国人の人達は体臭への対策を徹底的にやっている!
外国人の方々はアポクリン腺が多い方が日本人の割合の5倍くらいいると書きましたが、外国人の方々は、体臭に対しての対策をしっかり意識している方が多い印象です。
もちろん、臭いが印象に残っている方がもいますし、国や地域によっても差があるでしょうが、臭いがしない方の方が多いのは、アポクリン腺が少ない日本人以上に気を使っているからだと思います。
これはなぜかというと、欧米では子供の頃に、体臭に気を付けなければいけない、と学校で直接教える所もあるくらいで、それだけ体臭に関して意識づけられており、デオドラントも日本より発達しているからです。
香水は臭いを隠すことにも使われますが、香水だけでなく、柔軟剤やデオドラントも、日本よりもはるかに種類が多く販売されています。
自分が接していた外国人の方々は、黒人の方も白人の方も、かなり清潔さに気を使っている方が多いです。
むしろ、強すぎるわけでない程度の、良い香りをまとっている方が多い印象です。
外国人の方々は男性も女性も格好良い方も多いですが、ただ格好良い服を着て、香水をまとっている訳ではなく、よく洗濯したり、よく服を着替えたり、よくシャワーを浴びたり、体を清潔に保つ細かい作業を水面下でたくさんしています。
それに比べたら、体臭の少ない日本人は、しっかりとやればよりすぐに結果が出てくると思います。
効果が得られない場合は全部やる!
きっと、上記のことで何かしら効果があると思われますが、それでも効果が得られない場合は、一気に全部やってしまいましょう。
デオドラントは、パースピレックスを日頃から使った上で、さらに運動前に普通のデオドラントを塗っておけば、より安心だと思います。
最初は大変かもしれませんが、やれることは全てやり、そこまでして効果がないはずはありません。
むしろ、普段からの習慣に落とし込んでしまえば、気付いたら人に清潔な印象を与えていることだと思います。
上記にも書きましたが、欧米では、幼いころから体臭にいかに気を付けるか、ということを学校で教えているのに対して、日本ではそういった教えはありません。
なので、どう対応するのか、というノウハウが日本ではあまり共通認識として知られていないので、体臭を気にしている人にとったら、戸惑う環境だと思います。
しかし、誰しもみんな体臭はありますから、それにきちんと対処すれば何も問題はありません。
気になることは手を抜かずに早々と対処し、目的であるトレーニングに集中できる環境を作りましょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。












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